乳製品以外からの乳酸菌摂取には

乳酸菌といえば、摂取しやすいのはヨーグルトですよね。
ヨーグルトには乳酸菌が豊富に含まれていて、手軽に摂取することができるので、栄養も豊富。
まさに乳酸菌食品の代表格です。
他にも、チーズに乳酸菌が含まれていますが、ヨーグルトもチーズも乳製品です。
乳製品以外にはどんな食品に乳酸菌が含まれているのかご紹介します。

乳製品以外で乳酸菌が含まれている食品

乳製品以外に乳酸菌が含まれている代表的な食品をご紹介します。

キムチ

キムチは野菜に魚介類や塩、唐辛子などを加えて低温で長期間発酵させた食品です。
発酵させた液ごと食べるため、発酵に使われた乳酸菌をそのまま余すことなく摂取することができますよ。

味噌

味噌は大豆に麹や塩などを混ぜ、発酵させたものです。
乳酸菌以外にも麹菌や酵母菌などさまざまな菌の働きで発酵します。
乳酸菌は原料に付着している菌のほか、発酵中に環境から入ってくるものもあります。
乳酸菌が生み出す乳酸などの乳酸菌生産物質が、味噌の味を生み出します。

漬物

漬物は野菜を主に塩を含む環境に漬けて発酵させたものです。
野菜の表面や空気中に存在する乳酸菌や酵母菌が発酵し、漬物の味わいをつくり出します。
また、乳酸菌の働きで乳酸がつくられ野菜が酸性に傾くため、雑菌が繁殖しにくく長期保存ができるようになっています。

さまざまな調味料

乳酸菌を発酵させた食品として、さまざまな調味料が存在します。
例えば、東南アジアで使われるナンプラーやニョクマムは乳酸菌が発酵菌として使われていますし、ウスターソースはアンチョビをベースに乳酸菌など複数の菌で発酵させたものです。
乳酸菌の働きで旨味成分が引き出されたり、乳酸で酸味が出てきます。
さまざまな旨味調味料が乳酸菌によりつくりだされているのです。

サプリメントで摂取することも

通常の食品以外にも、乳酸菌サプリメントで乳酸菌を摂取することが可能です。
乳酸菌サプリメントは乳酸菌が凝縮されているため、乳酸菌を直接摂取したい場合にはオススメです。
乳酸菌は乳製品以外にもさまざまな食品から摂取することができます。
ただし、塩分を含む食品が多いので、摂取のし過ぎには注意しましょう。